高校野球の選手宣誓
高校野球交流試合の開幕戦両主将による選手宣誓は、「完璧」であった。内容的にはコロナや集中豪雨について言及し、文法的には一つの間違いもなく、宣誓途中で言い淀むこともなかった。最後には合唱のように二人が声を合わせて一つのフレーズを宣誓した。このことから、宣誓は選手自身が考えたものではなく、大人(たぶん高野連)が考えた内容だったこと。これを、選手は人形のように宣誓させられていたことが、強く推測された。コロナを契機に、高校野球のありかた対するさまざまな問題意識が提示されている(8月11日日経等)。いずれにせよ、高野連やらスポンサー新聞社主体でなく、選手主体の運営にしていかないと、いつかファンからもそっぽを向かれてしまうのではないか危惧される。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.12.05
奈良 正哉
議員定数削減
議員定数削減は有権者の受けはいい。一方、歳出削減効果はほぼない。削減自体に反対はしない。思うところ…
-
2025.12.04
奈良 正哉
いつまで伊東市長・前橋市長
いまも伊東市長と前橋市長の動向が報道されている。バッシング目的だ。両市の住民でない大多数の国民には…
-
2025.12.03
奈良 正哉
中国経済悲観証拠
中国の日本に対する嫌がらせは尻すぼみになってきた。背景には中国経済の顕著な悪化があるだろう。日経に…
-
2025.12.01
奈良 正哉
当番弁護士登録者減少
刑事事件の弁護にあたる当番弁護という制度がある。そのまま国選弁護に流れるケースがほとんどだ。この「…