JALCAの配転
コロナでJALの業績が悪化している。客室業務も減少している。そこで、JALの客室乗務員(キャビンアテンダント(CA))20人が飛行機を降りて、地方に赴き、観光振興業務にあたるそうだ(8月5日日経)。CAといえば、日本には珍しいジョブ型雇用の典型だろう。それでもCAを飛行機に乗らない業務に就かせることができるというのも、日本型メンバーシップ型雇用の柔軟性なのかもしれない。他方、飛行機に乗れないのに、JALを辞めないCAの忍耐力をほめるべきなのかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.07.04
奈良 正哉
中国共産党員1億人
中国の共産党員が1億人を突破したそうだ(7月1日日経)。思想信条はともかく実利に目ざとい中国人らし…
-
2025.07.03
奈良 正哉
アクティビストとの会話
アクティビストとの会話にはもちろん有益な面もある。製造会社であれば経営者の主な関心は作ることと売る…
-
2025.07.02
奈良 正哉
路線価上昇
路線価(土地価格指標)が上昇している。第2のニセコとして白馬村が活況だそうだ(7月2日日経)。ニセ…
-
2025.07.01
奈良 正哉
日本郵政トホホな株主総会
株主総会シーズンが終わって日経は複数のレビュー記事を掲載してきた。日本郵政もそのひとつだ。数々の不…