泉佐野市の勝ち。だが。
ふるさと納税をめぐる泉佐野市と国との争いは、最高裁逆転で泉佐野市の勝ちとなった。規制「前」の実績を、規制に当てはめて制度対象外とするのは許されない。つまり、国の後出しじゃんけんはダメ、という判断だ。法的にはそうなのだろうが、政治的にはどうなのだろう。ふるさと納税は、自治体側から見れば返礼品を餌にした税金の奪い合いだ。同市のような大勝ち組もいれば、反対に、世田谷区のような大負け組もいる。納税者から見れば、高額所得者ほど得をする逆進的制度だ。ふるさと納税利用者も、自分は利用をしつつ、制度の正当性には首をかしげる向きは多い。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.09.17
奈良 正哉
タワマン2階建てローン
高所得層ではない層が高額なタワマンを購入するのに、2階建ローンというのが用意されているそうだ(9月…
-
2026.09.16
奈良 正哉
日米長期金利上昇
主要国で長期金利が上昇している。長期金利(10年国債利回り)が日本では3%、アメリカでは5%をつけ…
-
2026.09.15
奈良 正哉
社外取締役会議長
取締役会の議長を社外取締役にしている上場企業は139社となった。ただ、上場企業の4%にとどまり(9…
-
2026.09.14
奈良 正哉
新しい財源は罰金
不動産不況で財政難の中国地方政府の新たな財源は「罰金」だ。不当かつ過剰な取り立てで、年間徴収額は過…