暗さを増す世界経済予測
IMFは2020年の経済成長率を、4月予測から▲1.9%下方修正して、▲4.9%とした。日本のそれは▲5.8%だ。コロナ震源地の中国を除き、先進国も途上国も未曾有のマイナス成長になるとの予測だ。2021年は回復を予測しているが、コロナ第2波が来ないことが条件になっている。現在の南北アメリカ大陸の様子では、第2波どころか第1波にすら対処できていない印象だ。そんな中、株式市場だけが楽観シナリオで動いている。これが個人の心情が真っ暗になるのを防いでいると思われる。株価まで崩れたらIMFの予測には収まらないだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.05.16
奈良 正哉
証券口座乗っ取り
証券口座の乗っ取りとそれに対する証券会社の対応が話題になっている。 ニュースによれば、証券口座の…
-
2025.05.15
奈良 正哉
無償化+公立併願
高校の無償化と公立高校の併願の合わせ技はどういう効果を生むのだろう。有力私立の多い都市部では、私立…
-
2025.05.14
奈良 正哉
女性が消える町
人事採用を男女で区別しないと、女性のほうが実力・能力が上なので必然的に女性ばかり採用しかねないとい…
-
2025.05.13
奈良 正哉
文化大革命+大躍進政策 in America
米中関税戦争は第1幕で早くも休戦となった。殴りつけたアメリカが「このくらいで許してやる」と宣言して…