暗さを増す世界経済予測
IMFは2020年の経済成長率を、4月予測から▲1.9%下方修正して、▲4.9%とした。日本のそれは▲5.8%だ。コロナ震源地の中国を除き、先進国も途上国も未曾有のマイナス成長になるとの予測だ。2021年は回復を予測しているが、コロナ第2波が来ないことが条件になっている。現在の南北アメリカ大陸の様子では、第2波どころか第1波にすら対処できていない印象だ。そんな中、株式市場だけが楽観シナリオで動いている。これが個人の心情が真っ暗になるのを防いでいると思われる。株価まで崩れたらIMFの予測には収まらないだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.07.04
奈良 正哉
中国共産党員1億人
中国の共産党員が1億人を突破したそうだ(7月1日日経)。思想信条はともかく実利に目ざとい中国人らし…
-
2025.07.03
奈良 正哉
アクティビストとの会話
アクティビストとの会話にはもちろん有益な面もある。製造会社であれば経営者の主な関心は作ることと売る…
-
2025.07.02
奈良 正哉
路線価上昇
路線価(土地価格指標)が上昇している。第2のニセコとして白馬村が活況だそうだ(7月2日日経)。ニセ…
-
2025.07.01
奈良 正哉
日本郵政トホホな株主総会
株主総会シーズンが終わって日経は複数のレビュー記事を掲載してきた。日本郵政もそのひとつだ。数々の不…