暗さを増す世界経済予測
IMFは2020年の経済成長率を、4月予測から▲1.9%下方修正して、▲4.9%とした。日本のそれは▲5.8%だ。コロナ震源地の中国を除き、先進国も途上国も未曾有のマイナス成長になるとの予測だ。2021年は回復を予測しているが、コロナ第2波が来ないことが条件になっている。現在の南北アメリカ大陸の様子では、第2波どころか第1波にすら対処できていない印象だ。そんな中、株式市場だけが楽観シナリオで動いている。これが個人の心情が真っ暗になるのを防いでいると思われる。株価まで崩れたらIMFの予測には収まらないだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.08.21
奈良 正哉
広陵高校野球部全寮制リスク
広陵高校野球部は全寮制だそうだ。野球も(勉強も?)それ以外の生活全般も狭い社会の中に閉ざされている…
-
2025.08.20
奈良 正哉
広陵高校野球部150人
広陵高校野球部への批判が止まらない。同野球部は150人の大所帯だそうだ。この点は評価できる。野球強…
-
2025.08.19
奈良 正哉
短期は米価、長期は投資
日本の農業への投資は、先進国の中では唯一減少し続けている。20年前と比較して40%減だ。単位面積あ…
-
2025.08.18
奈良 正哉
お盆休みの急騰
お盆休みの間に、株式相場はずいぶん遠くに行ってしまった。普通の人が休みの間にも、市場関係の人は熱心…