暗さを増す世界経済予測
IMFは2020年の経済成長率を、4月予測から▲1.9%下方修正して、▲4.9%とした。日本のそれは▲5.8%だ。コロナ震源地の中国を除き、先進国も途上国も未曾有のマイナス成長になるとの予測だ。2021年は回復を予測しているが、コロナ第2波が来ないことが条件になっている。現在の南北アメリカ大陸の様子では、第2波どころか第1波にすら対処できていない印象だ。そんな中、株式市場だけが楽観シナリオで動いている。これが個人の心情が真っ暗になるのを防いでいると思われる。株価まで崩れたらIMFの予測には収まらないだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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