投信の併合
地味な話題を一つ。野村アセットが運用する投信の併合を完了した(5月28日日経)。日本の投信は小型のものが多い。手数料稼ぎのために、新商品として次々とテーマ型の投信を市場投入してきた結果だろう。10億円を下回る小型のものも1000億円を超える大型のものも、ファンドマネージャーが個々の投信の面倒を見て(少なくとも建前は)、運用結果を報告する手間は同じだ。だから小型のものほど運用効率が低いということになる。併合により投信の大型化をはかり、効率化すれば運用報酬を下げやすくなる。これにより投資家が広がることが期待できる。ただ併合にはハードルが高く、追随する向きは少ないようだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.01.30
奈良 正哉
ニデック株価至上主義
ニデックの会計不正について同社は東証に改善計画書を提出した。問題の本源たる組織風土に、永守氏の「株…
-
2026.01.29
奈良 正哉
東大不祥事の「真の」原因?
東大が不祥事で揺れている。医学部教授の多数多額の接待問題だ。同大は卓越大認定に向けてガバナンスの強…
-
2026.01.28
奈良 正哉
みんなそろって消費減税
与野党とも消費減税だ。そんなことでいいのか。長期債市場では「だめだ」と言っている。すなわち、財政懸…
-
2026.01.22
奈良 正哉
明るく残酷な見通し
1月22日のテレビ東京MSで、野村アセットの石黒氏が長期株価見通しを語った。現在の企業収益の伸びと…