日本IRの行方
カジノ運営会社大手、ラスベガス サンズが日本参入を断念したそうだ(5月14日日経)。コロナのおかげで世界中で集客がままならない状況では、将来への投資よりも、現在の経営が重要であったのだろう。日本IRにおけるカジノは、依存症対策の名のもとに、なるべく顧客が来ないように入場のハードルを高くする。開場後の採算についても不安があったのかもしれない。サンズに続いて他の運営会社も次々参入断念ということになると、これまで長い間議論してきた日本IRは頓挫してしまうかもしれない。そもそも、不要不急+三密の代名詞とも言えるカジノは、コロナ時代には存在が難しいのかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2023.03.27
奈良 正哉
洪水と大雪の夢
ときどき洪水や大雪の夢を見る。朝起きて2階の寝室から外を眺めると、辺り一面水や雪に覆われていてる。…
-
2023.03.24
奈良 正哉
大谷君になれるかな
WBCで大谷君は世界中の野球ファンを魅了した。子を持つ日本人の親も魅了したことだろう。野球はもちろ…
-
2023.03.22
奈良 正哉
日本消費復活
昨日春分の日、母校の応援のため5年ぶりに甲子園を訪れた。行きの新幹線車両は、外国人観光客が半分を占…
-
2023.03.20
奈良 正哉
スイス一大銀行
経営危機のクレディスイスをUBSが救済合併する。金融の仕事に着いた頃は、スイス三大銀行と呼ばれ、そ…