銀行預金に金利が要るのか?
コロナ関連ではなく、かつやや古い話である。4月から大手行では、定期預金金利を、これまでの5分の1に引き下げている(4月10日日経)。とは言っても、これまで年0.01%であったものを、0.002%にしたということだ。目くそが鼻くそになったということだろうか。もはや銀行預金に金利を期待している人はいないだろう。その中で、銀行は、金利を計算して、利子税を計算して、利子税納付事務をやる必要があるのか。システムにかかる電気代だけでも無駄ではないか。預金金利はすべてゼロにして、浮いたコストでそれ以外の顧客サービスを図ったらどうか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.07.10
奈良 正哉
個人株主増加
日本株の個人株主が増加している。特に若年層の増加が顕著だ(7月5日日経参照)。投資を促したい当局お…
-
2025.07.08
奈良 正哉
気安く友達インサイダー
インサイダー違反者は、社員や契約当事者を押さえて、友人や同僚が最多になっている(6月1日日経)。人…
-
2025.07.07
奈良 正哉
ダライラマ輪廻転生後継者
ダライラマ14世は、自身の後継者は、輪廻転生を前提とした手続きで選定されることを確約した(7月3日…
-
2025.07.04
奈良 正哉
中国共産党員1億人
中国の共産党員が1億人を突破したそうだ(7月1日日経)。思想信条はともかく実利に目ざとい中国人らし…