銀行預金に金利が要るのか?
コロナ関連ではなく、かつやや古い話である。4月から大手行では、定期預金金利を、これまでの5分の1に引き下げている(4月10日日経)。とは言っても、これまで年0.01%であったものを、0.002%にしたということだ。目くそが鼻くそになったということだろうか。もはや銀行預金に金利を期待している人はいないだろう。その中で、銀行は、金利を計算して、利子税を計算して、利子税納付事務をやる必要があるのか。システムにかかる電気代だけでも無駄ではないか。預金金利はすべてゼロにして、浮いたコストでそれ以外の顧客サービスを図ったらどうか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.01.17
奈良 正哉
後見人行政申立て
認知症高齢者を保護する制度として後見人制度がある。後見人の申立てをするのは、制度上第一に親族が位置…
-
2025.01.16
奈良 正哉
やっかいな隣国大混乱
やっかいな隣国の政治的混乱はその度合いを増して大混乱になってきた。 わからないのは、一般の警察と…
-
2025.01.15
奈良 正哉
経営コンサルタント倒産最多
経営コンサルタント会社の2024年の倒産件数が、集計以来最高になった(1月10日東京商工リサーチ)…
-
2025.01.14
奈良 正哉
中国長期金利下落・日中逆転
中国長期国債の利回りが引き続き低下している。2024年12月3日の日経の小さな記事に、30年債の利…