香港は大丈夫か?
香港から、ティファニーやプラダなど、高級ブランドが次々と撤退しているとのことだ(4月10日日経)。反中デモで観光客が減ったことが原因としてあげらている。それにコロナが追い打ちをかけた。香港はマカオへのハブの機能もあっただろうから、カジノ客激減の影響もあるだろう。香港での反中デモが盛んになると、香港の経済的魅力が失われて、中国にとっての利用価値がなくなる。結果、中国は香港を力づくでひねりつぶしてしまっても、痛痒を感じなくなってしまうだろう。とすると、金がなくて自ら香港を脱出できない一般庶民だけが、中国の政治体制に飲み込まれてしまうことになりそうだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.09.11
奈良 正哉
中国地方政府は罰金で食う
中国地方政府は不動産不況で税収不足に悩んでいる。これを補填するため罰金に目を付けた。交通法規違反は…
-
2024.09.10
奈良 正哉
株式報酬の拡大
株式報酬を役員から従業員にまで拡大する動きが加速している(9月10日日経)。従業員の経営参加意識の…
-
2024.09.09
奈良 正哉
ネット銀行口座4,000万
楽天など主要ネット銀行の口座数が合計で4,000万となり、メガバンク合計の半分となった。半面、信用…
-
2024.09.06
奈良 正哉
伊藤忠年収引上げ1割
伊藤忠が年収を大幅に引き上げる。課長で3,620万円になるケースもあるそうだ(9月6日日経)。ちな…