金融政策総動員
FRBが緊急利下げを決め、日米欧の主要中銀がドル資金の協調供給を決めた。日本を除き欧米は日曜日だから、まさに「緊急」であり、金融政策を総動員して、本日3月16日月曜日の朝の東京から、市場の動揺を抑え込もうという強い意志の表れだろう。ただ、資金繰り倒産の連鎖を避けるという意味はあろうが、今回のコロナに対して、どれだけ金融政策が有効なのだろう。消えてしまった実需を復活させることが必要だが、そこは財政に期待するしかないか。我々一般国民としては、取りやめになった3月中の宴会を、4月以降に倍返しすることにするか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.07.02
奈良 正哉
路線価上昇
路線価(土地価格指標)が上昇している。第2のニセコとして白馬村が活況だそうだ(7月2日日経)。ニセ…
-
2025.07.01
奈良 正哉
日本郵政トホホな株主総会
株主総会シーズンが終わって日経は複数のレビュー記事を掲載してきた。日本郵政もそのひとつだ。数々の不…
-
2025.06.30
奈良 正哉
ウナギに口を出すな
今年シラスウナギが豊漁でウナギの価格低下が見込まれている。喜ばしい。 他方、長期的には問題が発生…
-
2025.06.26
奈良 正哉
農水局でいいのでは
令和の米騒動は若きヒーローを生んだと思った。しかし、都議選を見る限りまぼろしだったようだ。一部長老…