中小サービス業をどう支えるか
コロナで生産や消費の落ち込みは激しい。中国では2月の統計から悲惨な数字が並んだが、日本では3月から本格的な影響が出るのだろう。日銀をはじめエコノミストのメインシナリオは、コロナにより需要が消えてしまったのではなく、先送りされているだけだから、コロナがなくなれば、V字回復するというもののようだ。例えば、3月に買わなかった自動車は7月に買うだろうということだ。ただ、3月の旅館の稼働率がゼロであったものが、7月に200%になることはない。このようにサービス業では確実に消えてしまった需要はある。本格回復までのキャッシュフローは厳しく、回復しても倍返しにはならない。政府の支援も必要だが、民間金融機関の支援も不可欠だろう。金融機関にとっては最も注意すべき「後ろ向き運転資金」の融資になるが、特に地域金融機関には頑張ってもらいたい。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.01.22
奈良 正哉
明るく残酷な見通し
1月22日のテレビ東京MSで、野村アセットの石黒氏が長期株価見通しを語った。現在の企業収益の伸びと…
-
2026.01.20
奈良 正哉
「中道改革連合」という名前
「中道改革連合」という名前が過激派のようだと批判を浴びている。見たこともない過激派のような名前の団…
-
2026.01.19
奈良 正哉
「中道」でない支持者はどうするのか
新政党「中道改革連合」は、巷で「中道」ではないと批判されている。仮に主張とおり中道だったら、純粋左…
-
2026.01.14
奈良 正哉
中国消費者物価上昇率ゼロ
中国の2025年の消費者物価上昇率は16年ぶりのゼロになった(1月10日日経)。デフレ傾向は鮮明だ…