中小サービス業をどう支えるか
コロナで生産や消費の落ち込みは激しい。中国では2月の統計から悲惨な数字が並んだが、日本では3月から本格的な影響が出るのだろう。日銀をはじめエコノミストのメインシナリオは、コロナにより需要が消えてしまったのではなく、先送りされているだけだから、コロナがなくなれば、V字回復するというもののようだ。例えば、3月に買わなかった自動車は7月に買うだろうということだ。ただ、3月の旅館の稼働率がゼロであったものが、7月に200%になることはない。このようにサービス業では確実に消えてしまった需要はある。本格回復までのキャッシュフローは厳しく、回復しても倍返しにはならない。政府の支援も必要だが、民間金融機関の支援も不可欠だろう。金融機関にとっては最も注意すべき「後ろ向き運転資金」の融資になるが、特に地域金融機関には頑張ってもらいたい。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.09.17
奈良 正哉
タワマン2階建てローン
高所得層ではない層が高額なタワマンを購入するのに、2階建ローンというのが用意されているそうだ(9月…
-
2026.09.16
奈良 正哉
日米長期金利上昇
主要国で長期金利が上昇している。長期金利(10年国債利回り)が日本では3%、アメリカでは5%をつけ…
-
2026.09.15
奈良 正哉
社外取締役会議長
取締役会の議長を社外取締役にしている上場企業は139社となった。ただ、上場企業の4%にとどまり(9…
-
2026.09.14
奈良 正哉
新しい財源は罰金
不動産不況で財政難の中国地方政府の新たな財源は「罰金」だ。不当かつ過剰な取り立てで、年間徴収額は過…