監査法人の定期交代は見送られた
監査法人を10年程度で交代させることの義務付けは見送られたようだ(1月19日日経)。社長や取締役など企業内部の組織ももちろん、外部の組織も長期継続は弊害が多い。見送られたのは、顧客を定期的に失うことになる監査法人と、親密な法人に監査をしてもらう方が何かと気楽な企業の利害が一致したせいだろう。監査法人が定期的に交代すれば、全ての会計不祥事が防げるわけではない。ただ新しい視点は新しいリスクを発見する。また大型の不祥事があれば、この議論はぶり返すのだろう。その間リスクを負担するのは投資家ばかりということになろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.03.25
奈良 正哉
高校無償化と高校数削減
4月から予定通り高校無償化をするらしい。しかし、普通高校のカリキュラムを理解できている高校生はどの…
-
2026.03.24
奈良 正哉
右往左往
トランプ氏が「攻撃する」と言えば、原油は暴騰し株価は暴落する。トランプ氏が「終結する」と言えば、原…
-
2026.03.23
奈良 正哉
婚姻数増加の朗報
2025年の婚姻数は2年連続で増加して50万組を超えた(2月27日日経)。婚姻数の増加が出生数の増…
-
2026.03.19
奈良 正哉
ニデックの典型的会計不正
ニデックの会計不正の内訳として、棚卸資産・固定資産・売上債権の過大評価、引当金の過少計上など、典型…