使い切れないふるさと納税
ふるさと納税で多額の寄附を集めたが、使い切れないで基金に積み上げている自治体が、例の泉佐野市を筆頭に相当数あるそうだ(10月24日日経)。一方、受入れた寄附から返礼品などの経費と住民税控除額を差し引くと赤字になった自治体が604(34%)自治体あったそうだ(10月3日日経)。ふるさと納税とは、少数の勝ち組と多数の負け組に分かれる、自治体間の税金の奪い合いという本質の象徴だろう。勝ち組も負け組もそれぞれ総務省に言いたいことがあるようだが、地方「自治」なのだから、お上の裁断を仰ぐ前に、現在のような極端な結果(勝敗)が出ないように、自分たちで自主的に運営を制御できないものかと思う。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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