スクールロイヤー
文科省が学校でのさまざまなトラブルや相談事に対応するため、全国にスクールロイヤーと呼ばれる弁護士を、300人配置する方針を決めたそうだ(9月24日日経)。学校の先生は、言うまでもなく、児童・生徒を教育するのが仕事で、例えばモンスター保護者と対峙することは仕事ではない。そういうことは専門職に任せることが、教育現場の生産性向上に資することは明白だ。そうでなくても先生は忙しすぎると言われている。さまざまな雑事から解放して、教育そのものに集中できる環境を作って、やりがいのある職場にしていかないと、明日の日本に楽観的な見通しは持てない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.12.05
奈良 正哉
議員定数削減
議員定数削減は有権者の受けはいい。一方、歳出削減効果はほぼない。削減自体に反対はしない。思うところ…
-
2025.12.04
奈良 正哉
いつまで伊東市長・前橋市長
いまも伊東市長と前橋市長の動向が報道されている。バッシング目的だ。両市の住民でない大多数の国民には…
-
2025.12.03
奈良 正哉
中国経済悲観証拠
中国の日本に対する嫌がらせは尻すぼみになってきた。背景には中国経済の顕著な悪化があるだろう。日経に…
-
2025.12.01
奈良 正哉
当番弁護士登録者減少
刑事事件の弁護にあたる当番弁護という制度がある。そのまま国選弁護に流れるケースがほとんどだ。この「…