つみたてNISAに企業奨励金
8月21日に日経によって、従業員のする「つみたてNISA」に奨励金を出している企業があることを初めて知った。記事は、この奨励金を非課税とするよう金融庁が働きかける、という内容だ。同時に時限措置になっている制度の恒久化も要望するそうだ。人生100年時代、2000万円不足するというリポートが独り歩きして政治問題化されたが、いずれにせよ利殖の必要性は高い。そしてある程度のリスクをとらないと利殖にならないが、個人が利殖に成功するのは、「長期・少額積立・ほったらかし」投資以外にない。すなわち「つみたてNISA」以外にはない。これに企業奨励金が非課税で加われば、この制度を利用しないのは愚か以外の何物でもないと言えよう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.05.09
奈良 正哉
オアシスの提案力
アクティビストとして注目を集めているオアシスが、アインHDの株式を15%保有したとの小さな記事があ…
-
2024.05.08
奈良 正哉
退職代行繁盛
ゴールデンウィークが明けて会社に行きたくなくなった人が増えて、退職代行業が繁盛しているらしい。この…
-
2024.05.07
奈良 正哉
伊藤忠ビッグモーター救済はどうなるか
伊藤忠によるビッグモーターの救済スキームが明らかになった(5月2日日経)。しかし企業の風土、体質変…
-
2024.05.02
奈良 正哉
女性役員比率
12月決算の東証プライム上場企業の内、女性役員比率が2030年度政府目標の30%を上回っている企業…