信託は儲からない
信託会社の設立は静かなブームのようで(7月31日日経参照)、筆者にも設立や運営についての相談が来る。信託というのは「箱」で中に何を入れてもいいし、受託者の裁量で中身を加工できるから、魔法の箱のように過大な期待をしている人たちがいる。ところが、信託の受託営業というのはなかなか成果のあがらないもので、運よく受託できても、信託報酬は微々たるものになることが多い。はっきり言って、信託だけで収益が計算できるようなものではない。中に入れるものとのシナジーにより、信託を含むトータルで収益をあげていくビジネスモデルを作らないと、金融庁の厳格な監督を受けるただの重い空箱になってしまう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.06.15
奈良 正哉
マッチポンプでも好感
トランプ氏はイラン紛争を引き起こし、そして(一時的にせよ)解決した。文字通りのマッチポンプだ。 …
-
2026.06.12
奈良 正哉
日本人は働きます
英国のニートは100万人を超え、16-24歳の人口の13.5%になるそうだ(6月4日日経)。米国で…
-
2026.06.10
奈良 正哉
政党支持率や内閣支持率の信頼性
政党支持率や内閣支持率が各メディアから頻繁に発表される。メディアの党派性から数字に傾向がある。 …
-
2026.06.08
奈良 正哉
「専業主夫」増加
「専業主夫」つまり奥さんに扶養してもらっている夫、年金の受給資格3号の男性の数がこの30年間で3倍…