リブラの嫌われ方
暗号資産(仮想通貨)については、間欠泉のように時折流出事故が報道されている。そんな中フェイスブックのリブラについては、連日のように報道されている。記事中の通貨当局者のコメントのトーンは、警戒を通り越して憎悪さえ感じるくらいだ。その理由について、7月24日日経「大機小機」は単純明快な説明を加えている。ようするに、リブラの発行高分だけ法定通貨の発行高が減り、その分中央銀行の収益が食われる、というものだ。金融政策がどうだ、マネロンがどうだ、という前に、自分たちの食い扶持が削り取られるという恐怖だ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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