生きた証が国に没収?
相続人がいないと最終的に遺産は国に帰属する。その金額は、多死時代を迎え、未婚率の上昇に伴って、順調に?増加して、2017年には525億円に達しそうだ(7月8日日経)。自分が生きてきた証が税金のように国に召し上げられるのは、なにか切ない気持ちになる。なので、遺産を寄附したいという希望を持つ人も増えている。日本財団のアンケートでは、配偶者も子供もいない人のうち、4割を超える人が、寄附の希望があるようだ。だがそのためには原則的には遺言を書かなければならない。このハードルはかなり高い。そのハードルを低くしようと、信託を利用した金融商品の提供もされ始めている。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.11.05
奈良 正哉
結局買われた株式市場
アメリカの中間選挙が終わった。事前の予想以上に民主党が勝ち、共和党が負けた。株式市場は民主党が嫌い…
-
2026.10.30
奈良 正哉
フランスの混乱
フランスの学生デモに乗じた破壊行為は、マクロン氏は極左暴力組織が主導していると言い、トランプ氏は移…
-
2026.10.29
奈良 正哉
ペルーの校則
日系女性が大統領になったペルーは、公立学校の生徒に対して身だしなみ規則を作るそうだ。男子生徒は短髪…
-
2026.10.28
奈良 正哉
中小企業のガバナンス
ガバナンスといえばもっぱら大企業が問題になる。中小企業は東証で問題にしているレベル未達はもちろん、…