ほったらかし長期積立投資が唯一の道
「隣のインベスター」というコラムに「ほったらかし派急増」との記事が掲載されている(7月4日日経)。当然のことだ。個人が投資で蓄財しようとすれば、インデックスを対象としたほったらかし長期積立投資しかない。記事中にエピソードの紹介があるが、個人が個別銘柄投資で長期的に利益を上げようと思っても全く無理である。投資顧問会社や信託銀行は、莫大な人的・物的投資をして、銘柄の調査をしているが、それでもインデックスに勝てる投資戦略は数えるほどだ。証券会社からの一般的な情報やチャートだけで個人が勝てるほど甘い世界ではない。だから、短期的な相場変動に惑わされることなく、売買や保有のコストを最小限にして、リスクを分散する以外にはない。とすると掲題の「ほったらかし長期積立投資」以外にはない、という結論になる。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.07.26
奈良 正哉
小林製薬顧問報酬200万円
小林製薬は、事件の責任をとって会長を引いて顧問になった創業家一族の小林氏に対して、月額200万円!…
-
2024.07.25
奈良 正哉
中国は国営企業を中心に成長する?
中国は国営企業を中心に成長していくことを3中全会で確認した(7月19日日経)。国営企業の非効率性は…
-
2024.07.24
奈良 正哉
みずほ社員教育投資
みずほFGは社員が資格を取得した場合、報奨金として最大40万円を助成する(7月18日日経)。社員教…
-
2024.07.22
奈良 正哉
バイデン氏撤退
銃撃直後の共和党指名大会で、トランプ氏は「団結」や「全国民の代表」といった言葉使って、これまでにな…