フェイスブックが金融も支配するという恐怖
フェイスブックの開発する「リブラ」という暗号資産(仮想通貨)の関連情報が、連日報道されている。金融当局のコメントとして伝えられるのは、総じて、懐疑的、警戒的である。完全な技術的理解に基づくコメントもあろうが、理解できないもの、経験だけでは対処できないもの、全貌が見えないものに対する本能的な拒否反応もあろう。代表的暗号資産であるビットコインの相場も持ち直し、ブロックチェーンの応用についても実用化されているようだ(6月23日日経「議決権行使にブロックチェーン」参照)。ただ、正体の見えないものには本能的に拒否反応が出る。推進母体には「正体の知れなさ」を払拭するよう「サルでもわかるブロックチェーン」を広報してもらいたい。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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