ふるさと納税の動機
「ふるさとレガシーギフト(遺産の一部を自治体に寄附をする金融商品)」の説明でいくつかの東北の市町を訪問した際に、首長のふるさと納税に対する思いを聞くことがあった。どちらかと言えば、距離を置く、ないしは、冷めている感じであった。過剰返礼による自治体はずしが話題になっているから当然かもしれない。その中でも印象に残っているのが、「結局寄附者にとっては少額の手数料で高額の返礼品が手に入るという、経済的な損得が寄附の動機であって、ふるさとを応援しようというような純粋な気持ちでふるさと納税をする人はまれだ、ということがはっきりした。」という発言だ。ほんとうにそうかは、返礼品を予定しない「ふるさとレガシーギフト」が成功するか否かで証明されるかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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