合意なき離脱は認めないが合意もしない
ブレグジットをめぐる英国議会の方針は、「合意なき離脱は認めないが、かといって合意もしない」ということのように見える。混迷する議会においてメイ首相の指導力不足が指摘されるが、そもそも彼女は残留派だったのに、泥沼の状況でよく辛抱強く立ち回っていると思う。筆者などは辛抱が足りない方だから、同じ状況に放り込まれたらとっくに投げ出しているのではないか。彼女も首相の座を投げ出して、ついでに議員も辞めて、ブレグジット評論家としてテレビのコメンテーターでもやったほうが、ずっと気楽になりかつ儲かりそうだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.08.21
奈良 正哉
広陵高校野球部全寮制リスク
広陵高校野球部は全寮制だそうだ。野球も(勉強も?)それ以外の生活全般も狭い社会の中に閉ざされている…
-
2025.08.20
奈良 正哉
広陵高校野球部150人
広陵高校野球部への批判が止まらない。同野球部は150人の大所帯だそうだ。この点は評価できる。野球強…
-
2025.08.19
奈良 正哉
短期は米価、長期は投資
日本の農業への投資は、先進国の中では唯一減少し続けている。20年前と比較して40%減だ。単位面積あ…
-
2025.08.18
奈良 正哉
お盆休みの急騰
お盆休みの間に、株式相場はずいぶん遠くに行ってしまった。普通の人が休みの間にも、市場関係の人は熱心…