不安だから働く
経済的に不安だから、高齢まで働くという人が多いようだ(1月21日日経参照)。現在の年収、資産、今後の年金など総合的にみて、悠悠自適な老後というわけにはいかないと判断だろう。反面資産運用としては、依然として預貯金が過半を占めて、株式や投資信託での運用はほぼ富裕層に限られるといってもいい状況のようだ(1月21日日経参照)。年収や年金はいかんともしがたいところがあるが、資産運用はもっと考えたほうがいい。現在のゼロ金利が続いて久しいが、この状況で預貯金を続けても資産が増えることはない。積立によりリスクを分散しつつ相応にリスクを取らないと資産は増えない。お財布に働かせるのは富裕層の専売特許ではない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.05.15
奈良 正哉
総合職と一般職
総合職と一般職の処遇に差をつけるのは、間接的な男女差別にあたるとの判決が出た(5月14日日経)。広…
-
2024.05.14
奈良 正哉
CSR ESG SDGsさて
企業経営にかかわる者としてはあるまじき状態かもしれない。ただ、かつてのCSR、その後ESG、さらに…
-
2024.05.13
奈良 正哉
介護職不足
休日の朝7時、近所のご老人の突然の訪問を受けた。 認知症患者が高齢者の7人に1人になるとの試算が…
-
2024.05.09
奈良 正哉
オアシスの提案力
アクティビストとして注目を集めているオアシスが、アインHDの株式を15%保有したとの小さな記事があ…