不安だから働く
経済的に不安だから、高齢まで働くという人が多いようだ(1月21日日経参照)。現在の年収、資産、今後の年金など総合的にみて、悠悠自適な老後というわけにはいかないと判断だろう。反面資産運用としては、依然として預貯金が過半を占めて、株式や投資信託での運用はほぼ富裕層に限られるといってもいい状況のようだ(1月21日日経参照)。年収や年金はいかんともしがたいところがあるが、資産運用はもっと考えたほうがいい。現在のゼロ金利が続いて久しいが、この状況で預貯金を続けても資産が増えることはない。積立によりリスクを分散しつつ相応にリスクを取らないと資産は増えない。お財布に働かせるのは富裕層の専売特許ではない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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