日銀のETFはそろそろ止めたら
日銀の日本株買い(実際はETF)がときおり話題になる(2月18日日経参照)。日銀が株を買うのは、そもそも量的緩和と呼ばれる金融政策の一つの手段であったように記憶しているが、今や市場のとらえ方は、日銀による株価の買い支えである。さらに言えば、日銀はこれまで株価上昇期にも買ってきたから、株価上昇を成果として誇示したい政府の片棒を担いでいるのではないかとさえ勘ぐられてしまう。赤い彼の国の政府統制資本主義を笑えない。日銀が実質筆頭株主になっている企業も複数あるようで、フランス政府がルノーの筆頭株主になっていることを笑えない。笑われるかどうかはともかく、副作用も多々あるから、そろそろやめた方がいいのではないか。金融緩和策が物価上昇に結び付かなかったことは実証済みではないか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.08.07
奈良 正哉
熱闘の裏側で
夏の甲子園が始まった。その裏側で、広陵やPLなど野球名門校(だった)の不祥事のその後について、「熱…
-
2026.08.05
奈良 正哉
北アフリカの絶望
モロッコから地続きのスペインの飛び地へ不法移民が急増していて、当地の大問題となっている。「海を泳い…
-
2026.08.03
奈良 正哉
日米協調介入
日米が協調介入に踏み切った。円は急騰している。 プラザ合意以降、協調介入は為替相場の転機になって…
-
2026.07.31
奈良 正哉
ストーカーにGPS
ストーカーにGPSを着けさせることが議論されている(7月29日日経)。反対派は「ストーカーにも人権…