GPIF運用損
2018年10-12月のGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の公的年金の運用損が過去最大の、14.8兆円になったと報じられている(2月2日日経)。株価が内外で弱かったから当然であるが、またこれを政治問題化するのだろうか。それとも今国会は厚労省統計問題で忙しいからやらないのだろうか。そもそも3カ月単位の公的年金の運用損益を国会の場で問題にすることに違和感を覚える。年金の運用パフォーマンスについては、どんなに短気な委託者でも、3カ月ごとに評価するというのは聞いたことがない。また運用成績の悪いときだけ問題にして、いいときは話題にしないというのも公平を欠く。そもそも運用は「静かな」環境でやるべきもので、素人が外野からガヤガヤ騒ぎ立てるとろくなことにならない。野球を知らないオーナーが個々のゲームの采配に口を出すようなことと同じだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.05.14
奈良 正哉
ニデックは大丈夫か
ニデックは会計不正に加えて、製品に多数の品質不正もあったことを発表した。会計不正だけなら極論すれば…
-
2026.05.12
奈良 正哉
二大政党制
英国では、地方選で与党労働党が惨敗した。保守党も受け皿にならず、二大政党制は崩壊しつつある。これで…
-
2026.05.08
奈良 正哉
再審決定に対する抗告
刑事事件はやらないので門外漢である。そのうえで、再審制度見直しにかかる法務省と議員の議論について書…
-
2026.05.07
奈良 正哉
ウクライナ戦争はどうなった
GW中はネガティブな市場の急変はなかった。イラン戦争については、トランプ氏の言動に一喜一憂しなくな…