仮想通貨物語の終わり
マネックスグループに救済されたコインチェック社が、仮想通貨の「登録業者」になったそうだ。以前は「みなし業者」というステイタスであったらしい(12月20日日経)。いまだにこのようなことが日経のニュースになるのに軽い驚きを覚えた。仮想通貨の代表格であるビットコインの相場は低迷し反転の気配はない。取引高も沈んでいる。採掘業者も廃業が相次ぐ。一時の熱狂は完全に消えた。仮想通貨というのはもう終わった物語ではないだろうか。マネックスが引いた札はどんな札になるのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.04.24
奈良 正哉
EVは解なのか
テスラは大苦戦している。EV全体も失速している。EVが順調にシェアを伸ばしていけば、テスラと中国B…
-
2024.04.23
奈良 正哉
物言う社外取締役
機関投資家からの要請で、社外取締役として面談・意見交換を行った。 これまで、社外取締役といえば、…
-
2024.04.22
奈良 正哉
内部通報こそ切り札
内部通報の活用があまり進んでおらず、通報者の30%程度が通報したことを後悔しているとの調査結果があ…
-
2024.04.17
奈良 正哉
紅麹の影響はどこまで
紅麹が問題となった小林製薬は、再発防止策を取締役会で定期に話し合うことにしたそうだ(4月16日日経…