マンション老朽化の深刻
筆者は十数年前にマンションから戸建てに引っ越しているが、マンションの老朽化が進めば、管理、修繕や建替えに遠からず支障をきたすだろうと思ったことが主な動機だった。それが現在すでに社会問題化し、近い将来さらに深刻な問題になりそうだ(東洋経済今週号参照)。戸建てなら老朽化して空き家化しても潰せば空き地になり、とりあえず現状の固定化ができる。しかし、マンションの場合は個々の住人ができることは専有部分に限られ、抜本的な解決には一棟全体の意思統一が必要でそれはかなり難しい。その間にも老朽化・空室化は進み、一棟丸ごと手当てしないと解決しない問題は悪化の一途を辿り、現状の固定化はできない。どうなるのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.10.23
奈良 正哉
モームリ弁護士法違反
退職代行サービスのモームリが弁護士法違反の疑いで家宅捜索された。もともと同社のサービスは、弁護士し…
-
2025.10.20
奈良 正哉
政界再編の動きの中で
一連の政界再編の動きの中で、玉木氏は評価を下げてしまったようだ。お神輿に乗ってやってもいいが立派な…
-
2025.10.16
奈良 正哉
クマ出没
連日クマ出没のニュースが流れる。以前からクマは出没していたがニュースになるからニュースにしているの…
-
2025.10.15
奈良 正哉
万博工事未払い問題
万博が閉幕した。事前の批判や疑念を覆して興行的には成功だったようだ。公金で赤字補填をしなくてすんで…