機械のようにコツコツと
10月24日日経の最近の株式相場大変動の解説記事について、前半の中国やサウジの話はわかっても、後半に出てくる「日経平均ボラティリティインデックス」「リスクパリティ」「CTA」「ロングショート」などは理解できている読者はほとんどいないだろう。運用を仕事にしているプロでさえ、名前はともかくそれらの影響を理解し予測できる人はあまりいないのではないか。筆者を含めて相場の素人が勝とうと思ったら、これらを理解することは必要ないしむしろ有害だ。投資はこれら短期筋の動向に惑わされることなく、上がっても下がっても機械のように一定額をコツコツ積立投資することが肝要だ。ともすると、相場が少し下がると投資を控えたり、逆にチャンスだと思って投資額を増やしたりする。どちらもやめたほうがいい。リーマンショック後日経平均は7000円台(17000円ではない)まであった。今は「少し」下がって22000円台だ。短期的な相場の行方など誰にも分らない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.10.16
奈良 正哉
クマ出没
連日クマ出没のニュースが流れる。以前からクマは出没していたがニュースになるからニュースにしているの…
-
2025.10.15
奈良 正哉
万博工事未払い問題
万博が閉幕した。事前の批判や疑念を覆して興行的には成功だったようだ。公金で赤字補填をしなくてすんで…
-
2025.10.14
奈良 正哉
総理は誰に
政局は面白くなってきた。自民公明のお別れについては、選挙が心配な議員を除いて、自民支持者も議員も学…
-
2025.10.08
奈良 正哉
クック理事解任ならず
少し古いニュースである。トランプ大統領は、FRB黒人女性民主党政権選出のクック理事の解任を求めたが…