株安に身構える
世界中で株価が急落している。市場から離れて久しいので、評論はプロに任せる他はない。ただ、なぜ今なのか、なぜ震源地米国より日本他アジアの方が下げがきついのか、などは後講釈になる。米国金利上昇も、貿易戦争も急に起こったわけではない。大量に売る人がきっかけとなって、ファンドやら裁定取引者やら短期トレーダーやらがそろって売ったということだろう。もっとも、相場の急落でチャートが一変すると、弱気筋が台頭してその後も株価は冴えないものになり、株価そのものが景気の足を引っ張ることにもなりうる。弁護士業などは景気と無関係に見えるが、景気が悪くなると法律アドバイスなど、不要不急で一見「無駄」に思えるコストは削減される。現環境化一番身構えているのは、中国リスクにさらされている企業であろうが、弁護士も身構えなくていいということにはならない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.07.18
奈良 正哉
訪日観光客2,000万人突破
訪日外国人観光客が史上最速で2,000万人を突破した。国別には、韓国、中国、台湾・・・と続く。韓国…
-
2025.07.17
奈良 正哉
本音の身の丈ガバナンス
私のコラム群のうちガバナンスに関するものを編集して、SNSのnote の創作大賞2025ビジネス部…
-
2025.07.16
奈良 正哉
イギリスから脱出する富裕層
イギリスから国外に移住する富裕層の数は、2025年には中国を抜いてトップになる見込みだそうだ(Bu…
-
2025.07.15
奈良 正哉
ホンダ日産部分統合
日産は、アメリカでホンダ車を作ったり、ホンダと基盤ソフトを共通化したりするそうだ。 いまさら、「…