ギャンブル依存症に悩む世界?
8月29日日経夕刊のトップは、カジノに関連した「ギャンブル依存症に悩む世界」だ。時事ネタが不足していたのだろうか。ギャンブル依存症については、IR法案の国会審議の中でも中止的な論点であったが、本当にそんなに深刻な問題なのだろうか。ようは本人の自覚次第だし、カジノは日本に3つしか許可されず、高い入場料を払う。他のギャンブルを野放しにしておいて、カジノ施設だけを狙い撃ちにして政治問題にしているように見える。パチンコはサンダル履きでいける徒歩圏内にある。競馬や競輪は公営されているし、依存症問題どころか収益も上がっていないところがある。ギャンブル依存症を問題にするなら、これらの他のギャンブル施設をまず問題にすべきではないか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.09.16
奈良 正哉
高齢者割合増、高齢就業者増
65歳以上の高齢者の割合は29%となり世界最高だ。高齢就業者も930万人となり増加を続けている(9…
-
2025.09.10
奈良 正哉
大学の資産運用
大学の資産運用の多くは現預金のようだ(9月7日日経)。「運用」といえるかどうかははなはだ疑問だが。…
-
2025.09.09
奈良 正哉
タンス預金減少
タンス預金が13兆円減って47兆円になったようだ(9月8日日経)。金額自体は依然として膨大だが、増…
-
2025.09.08
奈良 正哉
ニデック会計不正
ニデックが会計不正の疑いで揺れている。事実はわからないが、第三者委員会が明らかにしてくれるだろう(…