仮想通貨 7
仮想通貨取引業者、あるいはみなし業者は軒並み行政処分を受け、一部は廃業し、問題の発端となったコインチェック社は、マネックスグループが買収してひと段落ついた感がある。今回私も大いに勘違いし、かつ多くの市場関係者も見誤ったのが、コインチェック社が「取引所」であって、そんな多額の賠償に耐えるほどの収益を短期に上げられたわけがないという「誤解」だ。コインチェック社は「取引所」でもあり「販売所」でもあったことが見落とされていた。ここで「販売所」とは、自ら顧客に仮想通貨の売買値を提示して顧客の注文に立ち向かうだけでなく、自ら仮想通貨の在庫(ポジション)を取って相場動向に賭けたり、顧客注文に応じる原資にしていたということだ。かつての外国為替市場の用語だと「マーケトメイカー」であり「ポジションテイカー」である。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.09.25
奈良 正哉
ソフトバンクの格付け
ソフトバンクが一部格付け会社の低格付けをものともせず、内外で大型起債を行う。 あくまで個人の感想…
-
2026.09.24
奈良 正哉
北京市ドローン禁止
北京市は民生用ドローンの使用を全面的に禁止する(9月15日日経)。 また中国は出入国を厳しくして…
-
2026.09.17
奈良 正哉
タワマン2階建てローン
高所得層ではない層が高額なタワマンを購入するのに、2階建ローンというのが用意されているそうだ(9月…
-
2026.09.16
奈良 正哉
日米長期金利上昇
主要国で長期金利が上昇している。長期金利(10年国債利回り)が日本では3%、アメリカでは5%をつけ…