ニセコの地価
公示地価が3年連続で上がっているが、なかでもニセコの上昇が突出しているとの報があった。ニセコは雪質が素晴らしいスキーリゾートではあるが、札幌から遠い不便なところである。当初雪質に目を付けたオーストラリア人が投資をはじめたが、最近は東南アジア人も惹きつけているという。株式市場では、企業間の持ち合い構造が崩れ、個人も痛手を負った経験から、国内勢は総じて退潮傾向にあり、ファンドを中心にした外人によって株価動向は支配されて久しい。外人にとって魅力的な地方は地価にもそれが反映されるが、逆に言えば、株価に続いて地価も外人に支配されるようになってきたということか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.10.24
奈良 正哉
ボーイング大幅賃上げ
ボーイングは組合のストに負けて、4年で35%(単純年8%超!)もの賃上げを提示した。他方、同社は航…
-
2024.10.23
奈良 正哉
インサイダー監視なめてる?
金融庁に出向していた裁判官がインサイダー容疑をかけられている。今度は本丸東証の職員がインサイダー容…
-
2024.10.21
奈良 正哉
長い書名
ヒット本の書名は長くなっているそうだ(10月20日日曜日日経)。ヒット本を読まないのでそんなものか…
-
2024.10.15
奈良 正哉
スタートアップに投資をしたいけれど
大企業がスタートアップへの投資を活発化させているという記事がある(9月25日日経)。企業は全般に金…