ポストコロナは日本社会の勝ち
国民の倫理感なのか、生活習慣なのか理由は定かではないが、日本のコロナ状況は他国を圧倒して良好である。政治指導力を称賛されているドイツに比べても、感染者数、死者数とも10分の1以下である。アメリカでは全体の感染状況も悪いが、それに加えて、黒人層の感染率、死亡率が突出して高い。アジアの優等生とされたシンガポールでも、他国から出稼ぎ労働者のクラスターが発生している。このように、コロナを契機に自国内で社会的分断が明らかになっているケースもある。日本はこうした状況にはない。コロナに関してはかなり幸運に恵まれている。ポストコロナは日本の勝ちではないか。過度に悲観的にならないことが肝要だ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.10.16
奈良 正哉
クマ出没
連日クマ出没のニュースが流れる。以前からクマは出没していたがニュースになるからニュースにしているの…
-
2025.10.15
奈良 正哉
万博工事未払い問題
万博が閉幕した。事前の批判や疑念を覆して興行的には成功だったようだ。公金で赤字補填をしなくてすんで…
-
2025.10.14
奈良 正哉
総理は誰に
政局は面白くなってきた。自民公明のお別れについては、選挙が心配な議員を除いて、自民支持者も議員も学…
-
2025.10.08
奈良 正哉
クック理事解任ならず
少し古いニュースである。トランプ大統領は、FRB黒人女性民主党政権選出のクック理事の解任を求めたが…