金融政策総動員
FRBが緊急利下げを決め、日米欧の主要中銀がドル資金の協調供給を決めた。日本を除き欧米は日曜日だから、まさに「緊急」であり、金融政策を総動員して、本日3月16日月曜日の朝の東京から、市場の動揺を抑え込もうという強い意志の表れだろう。ただ、資金繰り倒産の連鎖を避けるという意味はあろうが、今回のコロナに対して、どれだけ金融政策が有効なのだろう。消えてしまった実需を復活させることが必要だが、そこは財政に期待するしかないか。我々一般国民としては、取りやめになった3月中の宴会を、4月以降に倍返しすることにするか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.11.14
奈良 正哉
AIで雇用が減る?
アマゾンやマイクロソフトなど、メガテック企業で大規模な人員削減が相次いでいる。AIによりエンジニア…
-
2025.11.12
奈良 正哉
マムダニ新ニューヨーク市長誕生
ニューヨークでマムダニ新市長が誕生した。急進左派、移民、イスラム教徒だ。富裕層増税、家賃凍結などを…
-
2025.11.11
奈良 正哉
オルツ不正会計、弱小監査法人の限界
「オルツ不正会計の波紋」として日経に連続記事が掲載されていた。直接帰責させているわけではないが、弱…
-
2025.11.07
奈良 正哉
建設業3K脱出でも
大手建設会社大林組が建設現場にカフェ風休憩所を作った(11月6日日経)。建設業界の3K(きつい、汚…