住みたい街ランキング
住みたい街ランキングに、かつて「ダサイタマ」と言われた埼玉県から、大宮と浦和が同率3位、川口が14位に入っている。かつて茨城といっしょくたに「チバラギ」と呼ばれた千葉県から、船橋が9位、津田沼が11位に入っている(10月17日日経)。タワマンブームで人気だった武蔵小杉はランク外だ。伝統的な高級住宅街である田園調布や成城学園はどうしているのだろう。
現在ではなく将来人気の出そうな、したがって不動産価格が上がりそうな街に、住宅を購入するのが望ましいが、株価同様そんなことは予想できない。せめて人気が凋落しそうな場所は避けたい。日本は自然災害が多いから、ハザードマップを確認して、水害に見舞われそうな場所は避けたほうがいいのだろう。実際に購入希望地に行って、周辺に空き家が多ければ、再考したほうがいいかもしれない。直接迷惑を被るかもしれないし、街と住民の老朽化が進んでいる証拠かもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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