JALCAの配転
コロナでJALの業績が悪化している。客室業務も減少している。そこで、JALの客室乗務員(キャビンアテンダント(CA))20人が飛行機を降りて、地方に赴き、観光振興業務にあたるそうだ(8月5日日経)。CAといえば、日本には珍しいジョブ型雇用の典型だろう。それでもCAを飛行機に乗らない業務に就かせることができるというのも、日本型メンバーシップ型雇用の柔軟性なのかもしれない。他方、飛行機に乗れないのに、JALを辞めないCAの忍耐力をほめるべきなのかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.04.17
奈良 正哉
紅麹の影響はどこまで
紅麹が問題となった小林製薬は、再発防止策を取締役会で定期に話し合うことにしたそうだ(4月16日日経…
-
2024.04.15
奈良 正哉
地方金融機関の受難は続く
相続を期に、地方に住む親から都会に住む子供世代に預金が移動している(4月14日日経参照)。金利が付…
-
2024.04.12
奈良 正哉
廃業・倒産も悪いことばかりじゃない
ゼロゼロ融資の麻酔も切れ始めて、2023年度、廃業・休業は5万件を数え、倒産も9千件を超えた。対し…
-
2024.04.11
奈良 正哉
中国人の中国脱出
中国からの脱出は外資だけではない。中国人も大挙して脱出している。メキシコ経由アメリカへの不法中国移…