コロナと不動産
3月から国内の不動産投資信託(REIT)の価格が急落している。不動産の価格自体は、株などに比べて急激に変化するものではない。ただ、国内のREITは市場規模が小さいので、地銀などの大口の投資家がそろって換金売りに走ると、急激な価格下落が起きる。リーマンのときもそうであった。ホテルや飲食店などテナントの業績が悪化すれば、賃料収入も減ってしまうだろう。REIT投資家の換金売りはヒステリックな動きともいえるが、直接影響を受けにくいとも思われる業種にも影響が出てくる前触れともいえる。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.04.24
奈良 正哉
EVは解なのか
テスラは大苦戦している。EV全体も失速している。EVが順調にシェアを伸ばしていけば、テスラと中国B…
-
2024.04.23
奈良 正哉
物言う社外取締役
機関投資家からの要請で、社外取締役として面談・意見交換を行った。 これまで、社外取締役といえば、…
-
2024.04.22
奈良 正哉
内部通報こそ切り札
内部通報の活用があまり進んでおらず、通報者の30%程度が通報したことを後悔しているとの調査結果があ…
-
2024.04.17
奈良 正哉
紅麹の影響はどこまで
紅麹が問題となった小林製薬は、再発防止策を取締役会で定期に話し合うことにしたそうだ(4月16日日経…