日本対スコットランドはなぜ開催できたか
対スコットランド戦勝利の映像は繰り返し報道され、興奮は冷めやらない。ただ、なぜこの試合が開催に至ったのかについての報道は見ない。英国ガーディアン紙およびそれを自主的に邦訳したSNS投稿が伝えている。これによれば、日曜日の朝の開催の最終決定は、日本の協会の日本人メンバーに委ねられてそうだ。日本人メンバーは、台風被害の拡大が刻々と報道されている中、開催国のプライド、すなわち日本はできる、ということを世界に示すために難しい判断をしたということだ。堂々と勝つというサムライ精神の発露でもあったのかもしれない。その前提として、土曜日からスタジアムに泊まり込んで開催準備をしたオフィシャルの努力もあった。別の報道によれば、スコットランドの責任者が、もし中止になれば法的措置を辞さないと、言っていたとされるが、こうした非常識かつ自分勝手な発言をする責任者を擁しているようだと、スコットランドは戦う前から負けることが決まっていたのかもしれない、選手にはなんの罪もないが。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.04.17
奈良 正哉
紅麹の影響はどこまで
紅麹が問題となった小林製薬は、再発防止策を取締役会で定期に話し合うことにしたそうだ(4月16日日経…
-
2024.04.15
奈良 正哉
地方金融機関の受難は続く
相続を期に、地方に住む親から都会に住む子供世代に預金が移動している(4月14日日経参照)。金利が付…
-
2024.04.12
奈良 正哉
廃業・倒産も悪いことばかりじゃない
ゼロゼロ融資の麻酔も切れ始めて、2023年度、廃業・休業は5万件を数え、倒産も9千件を超えた。対し…
-
2024.04.11
奈良 正哉
中国人の中国脱出
中国からの脱出は外資だけではない。中国人も大挙して脱出している。メキシコ経由アメリカへの不法中国移…