みずほFG株主総会
みずほFGは、システムの減損など6,900億円の損失を計上したが、配当が据え置きだったせいか株主総会は平穏な印象であった。その中で、環境への配慮などの責任融資にかかわる質問が複数あった。責任融資原則が社会的に認識されつつある証拠とも思えるが、環境保護団体などが、大手銀行の単位株式を購入の上総会に出席して、経営に説明を求めるという運動スタイルが広がりつつあるのかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.04.17
奈良 正哉
紅麹の影響はどこまで
紅麹が問題となった小林製薬は、再発防止策を取締役会で定期に話し合うことにしたそうだ(4月16日日経…
-
2024.04.15
奈良 正哉
地方金融機関の受難は続く
相続を期に、地方に住む親から都会に住む子供世代に預金が移動している(4月14日日経参照)。金利が付…
-
2024.04.12
奈良 正哉
廃業・倒産も悪いことばかりじゃない
ゼロゼロ融資の麻酔も切れ始めて、2023年度、廃業・休業は5万件を数え、倒産も9千件を超えた。対し…
-
2024.04.11
奈良 正哉
中国人の中国脱出
中国からの脱出は外資だけではない。中国人も大挙して脱出している。メキシコ経由アメリカへの不法中国移…