鳥飼総合法律事務所

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法律事務所の情報検索 2

 
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法律事務所の情報源として、「六法」の次に挙げるべきは「判例」でしょう。

判例」とは字義のごとく、裁判所の判断のうち標準とするに足る事柄です。

裁判が終わるときには、判決や決定という形で判断の内容が当事者に示されます。

そのうちごくごく一部が公開され、いわゆる「判例」としての先例性を持つことになります。

年間350万件から450万件程度の事件が裁判所で受理されているなか、
たとえば平成26年の1年間に裁判所のHPで公開された判決・決定は820件です。

この公開の基準は明確になっていません。

 

公開されている判決・決定は一部分ですが、とはいえその総数は膨大です。

有料の判例検索システムサービスでは25万件以上の判例を収録しています。

判例」の利用の仕方としては、
新たに重要な判断がなされた場合には適宜にそれを把握しつつ、
具体的事件において法令では明確にならない部分を都度に「判例」で補完する、ということがあります。

そのように具体的な事件に照らした利用の場合には、「判例」を選択する必要があります。

判例検索システム各社はそれぞれに検索を補助するサービスを提供しているものの、
今のところ、大雑把に検索しておいて端から読んで関連性を判断する、という方法をとらざるを得ません。

AIの技術的特異点(シンギュラリティ)が2045年に訪れるという説がありますが、
判例検索については、これまでほとんど手付かずに近い分だけ早期の大きな変化を予想させる分野です。

 

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