熱中症甲子園

 母校の応援で日曜日に甲子園に行った。暑い。球場で応援するのも暑いが、入場まで球場外で待つのも暑い。試合開始前なのに、テントのなかでぐったりしている小学生などもいた。こうした環境は運動に向かないのはもちろん、運動観戦にも向かない。いまどき丸坊主にして軍隊調の行進をやらせている「伝統」ある大会だから、審判か選手に死者がでなければ、この季節にやり続けるのだろう。大会会長として、一私企業の「朝日新聞」社長が長々と挨拶するのも首をかしげる。他の高校生の運動大会でもスポンサー?が真先に挨拶するのだろうか。給水タイムもいいが、もっと挨拶を短くしたらどうか。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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