鳥飼総合法律事務所

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銀行のピンチ 10

 
投稿者
奈良正哉
取扱分野
コンプライアンス
鳥飼総合法律事務所
 

 組織内で個人が不正をするには、「動機」、「機会」、「正当化」の3要素が必要であるとする論考がある。スルガ銀行行員の例をとれば、目標必達という「動機」があり、行内資料の改竄は本人限りで可能でありかつチェックもされないという「機会」があり、行内ではみんなやっている。支店の目標達成のため、最終的には銀行の利益のためにやっていることで、決して個人の利益のためではないという「正当化」がなされたであろう。最後の「正当化」は組織の風土と強く関係する。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という古のコントが通用する組織か否かである。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

 

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